お茶パワーは凄い!

緑茶は、紀元前3000年以前に中国で発見されて以来、いろいろな薬効があることが知られてきました。最近では、緑茶が健康に本当に有益なことを示す科学的な根拠が明らかになってきています。緑茶は、健康増進に役立ついろいろの成分を含んでいますので、それだけいろいろの効能を発揮すると考えられます。緑茶の健康パワーを支える成分には、カテキン、テニアン、カフェイン、ガンマアミノ酪酸(GABA)、ビタミン、フッ素やカリウムなどのミネラル、食物繊維などがあります。緑茶に含まれるカテキンには、がん、肥満、糖尿病、心血管疾患、痴呆や虫歯などいろいろ病気を防ぐ働きがあるといわれます、また、抗バクテリア作用、抗ウィルス作用、肝機能保護作用もありそうです。中でもエピガロカテキンガレード(EGCG)と呼ばれるカテキンが特に注目されています。カフェインは脳を刺激して、眠気を覚まし、疲労感を減少させ鬱(うつ)抑制にも役に立つといわれています。テニアンやGABAは血圧を下げる働きや、脳機能を調整する作用があります。ビタミンCは壊血病や白内障を予防しまた免疫系を強くします。