田原祭り。

昨日は、御縁があり宇治茶の産地田原祭り 三社祭りに参加させていただきました。

田原祭りは、平安時代、藤原藤太秀郷が平将門を滅ぼした恩賞として田原郷の領主となって以後、村の平和を祈願して神輿をかつぎだしたことが起源であると伝えられています。郷栗梄明神、大宮明神、三ノ宮明神を氏神とする当時14ヶ村の住民氏子によって祭事が執り行われてきました。正安年中(1299~1301)より大御堂は三社明神の御旅所になるゆえ、14ヶ村のよって建立、処理されたという当時の記録や「御栗梄明神正安3年9月吉日、田原郷地頭山口甚助寄進」と記されている鉾の額からは祭の発生時が伺われます。この田原祭の神事や芸能、三基のみこし渡御巡行は、山城地方における最も雄大にして厳粛な祭礼であったと伝われており、時代の推移と共に少しずつその姿を変えながらも氏神様のご神徳のもと伝統と歴史を重ねて現在に至っています。