仕立て
碾茶の荒茶を抹茶臼で挽けるように仕立て葉に加工する工程。
1、切断・・・碾茶荒茶を6番または7番の網で切断する。
2、廻し篩・・・切断した碾茶を廻し篩機で葉揃えする。
3、唐箕・・・葉揃えした碾茶を唐箕にかけて重たい茎、葉柄、葉脈をはずす。
4、乾燥機・・・唐箕をかけて碾茶を乾燥機で練り乾燥する。
5、選別機・・・選別機で藳屑、黄葉など選り屑を選別する。
以上の仕立て工程によって茶臼で挽くことができる、仕立て葉ができる。
抹茶挽き
仕立て葉を茶臼にかけて抹茶を挽く。現在の茶臼は石臼の直径が33センチ(尺一)で、1分間に50回転から60回転するものが標準。1台の臼で1時間に約40グラムの抹茶を挽くことができる。挽き上がった抹茶は100メッシュの抹茶篩い、抹茶の製品になる。