虫歯の予防

歯周病も虫歯と並んで歯を失う口の病気で中高年層にとって、その予防治療は老後の健全な食生活に重要です。歯周病は、歯と歯茎の間の歯周ポケットに歯垢が溜まり、細菌が繁殖して歯周炎を起こし、歯槽骨が吸収されるとともに、歯茎が退行して、最後には歯が抜けてしまします。茶カテキンは歯周病の原因菌に対して抗菌性をあらわし、歯槽骨の吸収に関係するコラゲナーゼなどの酵素活性を抑えます。茶カテキンは試験管内実験や動物実験の場合と同様に、歯周炎患者においても効果を発揮して歯周病を改善することが確かめられています。茶カテキンには、口臭を改善する効果もあります。口臭は、生理的や病的な口臭、飲食品や嗜好品からくる口臭があります。前者は、体の代謝や分泌物の質や量が原因となる場合や虫歯や歯槽膿漏などの口腔疾患による場合があります。後者は、喫煙、飲酒、ニンニクなどが原因であったり、口の中に残った食べ物の粕が腐敗したり酸化したりして臭いを発する場合があります。茶カテキンは、直接臭い成分と化学的に結合したり、虫歯菌や歯周病菌の繁殖を抑えたり、また油脂などの酸化を抑えることによって口臭を改善します。こもような消臭効果を利用して、ガム、キャンディ、サプリメントなどに茶カテキンが使われます。