毎日120ml以上の緑茶を1年以上飲み続けている人は、緑茶を飲む習慣がない人に比べて高血圧を発症する危険性が46%低い、という疫学調査の報告があり習慣的にお茶を飲むことによって高血圧を予防できる可能性が示されています。緑茶の血圧の影響を調べるため、茶カテキンが主成分である緑茶ポリフェノールの水溶液を高血圧モデル動物に3週間飲ませると、高血圧モデル動物は加齢に伴って血圧が上昇が抑制されました。また緑茶郡では血管を拡張させる一酸化窒素が血中で増加しており、その血管を調べると活性酸素除去酸素であるカタラーゼが増加し、血管平滑筋細胞の収縮が仰制されていることがわかりました。体内の過剰な活性酸素は様々な病気の発病・進展に関与しており、高血圧患者でも正常血圧の人に比べて活性酸素除去する動きがありますが、緑茶を飲むと体内の活性酸素除去酸素が増え血管拡張が促進される結果血管上昇が抑えられると考えられます。