抗肥満効果

延べ1000人以上に対して行われた試験によって、茶カテキンを継続的に摂取した場合の体脂肪低減効果について①有効摂取量は500~600mg/日である、②内臓脂肪の多い肥満気味の人で有効である、③男女ともに有効である、④摂取中止後もリバウンドは起こらない、⑤身体、血液所見で問題は認められない、などの結果が得られてきます。たとえば、被験者をコントロール群(茶カテキン96.3mg/340ml)およびカテキン群(茶カテキン)582.8mg/340ml)2群に分けて調べた結果、摂取の12週間後の減少コントロール群と比較して高い低減効果が認められてます。またBMIが0.6kg/㎡となり、いずれもカテキン群においてコントロール群との比較して高い低減効果が認められています。またBMIが22.5~30kg/㎡の195の人を対象としたカテキン飲料摂取試験では、カテキン444mg/日の低用量群666mg/日の高用群において12週後の腹部総脂肪面積、内臓脂肪面積が、カテキン41mg/日のコントロール群より低減していることがわかりました。